人の間と書いて、「人間」

人は人に生まれても

人間になれない

人と出会い

人に育てられ

人と一緒に人間になる


淡楽雅遊


 

ネコは「猫」と書きます。

サルは「猿」と書きます。

人間は…



「漢字一つ一つには意味がある。」

聡明舎創立から言い続けていることです。


人間という字は不思議です。

他の動物にはない書き方をします。


人と人との間と書く。


正しいかどうかはわかりませんが

これは僕なりの解釈です。


人間とは、

人そのものを指すのではなく、

人と人とが出会って、出来上がる空気のこと。

その人自身がもつ

内側からでる目に見えないすべてのもの。

例えば

影響力や雰囲気、または役割のことと僕は考えます。


人がそれらを持ち寄って出来上がる

優しい空気、

とげとげしい空気、

あたたかな空気、

その空気自体を人間とよぶ。


だからこそ、人は一人では人間になれない。

人が集まってできる目に見えないものの集まり。

それを大切にし続けることそのものが人間を育てることだと思うのです。


どんなに時代が進んでも

例え便利であっても

人が人を育てなくなることがあってはいけません。


聡明舎って不思議な場所なんです。

来る人みんなが “いい奴” になります。

学校ではいろいろあるだろうに…。

聡明舎にいないとき

とても追いつかないと誤解しそうになるほど

いろんなことが起きてるだろうに…。


聡明舎へ入ってくるとき

年齢関係なく、

すべての人が “いい奴” スイッチを入れてから入って来るんです。


そこでは「温かな人間」しか出来上がりません。


僕はそんな聡明舎が大好きです。


世の中にこういう場所が増えていって欲しい。

いや、増やしていきたい。

これは創立からの願いですが、

昨日橋戸校へ、顔を出しに来た二人の卒業生たちと話をしていて、

更に強く感じました。



世界は私たちが思っている以上に狭いです。

世界中は多くの人と人とが作り出した社会や空気などの

目に見えない大きな「人間同士」で出来上がってますからね。

人と人とが出会うとき、

各自が自分の影響力を意識し、

温かな空気を育てようとする意識が世界を変える。

例え、一人でいても、一人になっても

自分は多くの「人間」をつくる要素であるという自覚、

自分にはいるだけでその場の空気を変える影響力があるという自覚、

それらの自覚が所属する場の「人間」を育てるのです。


僕はこの聡明舎という環境が大好きだと同時に

聡明舎という「人間」をつくる一人であることに誇りを持ってます。

これからも素敵な “いい奴” しか集まらない聡明舎への

応援宜しくお願いします。


鷲井



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コメント: 2
  • #1

    D・Kuroda (月曜日, 08 6月 2015 03:05)


    聡明舎に足を踏み入れて “いい奴” となり、外でも周りの人たちを “いい奴” にできる “いい奴” になりたいなぁ。

  • #2

    washii (火曜日, 09 6月 2015 15:37)

    D・Kurodaさんへ
    卒業生の数だけ、聡明舎のような「笑顔と優しさ、挑戦する勇気を広げる場」が増えていけばいいなと考えています。深夜に素敵なコメント有り難うございます。とても嬉しかったです。D・Kurodaさんも聡明ファミリーの一員です。一緒に頑張りましょうね。