つまづき

Yeah Man!





聡明タイムズ(という月間の内部保護者向けの新聞があります)

のほうでも書いたのでダダ被りですが、

質問したい生徒にとって、僕という講師は非常に面倒くさい講師です。

きっと。


質問に行ってるのに答えを教えてくれないんです。


まず、生徒がどんな解き方をしてわからないのか見たいので、

解いている過程となる途中式や作図を確認します。

この時点でそれがない生徒にはやってくるように返します。

ふてくされる生徒もいますが、

再度やってくると「わかりました!」と嬉しそうに帰ってきたりします。

途中式や作図を書いてみたら分かったというパターンです。


それでも解決していない生徒のノートを見てみます。

単に計算間違えをしているのを見つけたら、

計算間違えをしてるから見つけてと返します。

何度も見直したからミスはないはずとふてくされる生徒もいますが、

再度やってくると「見つかりました!」と嬉しそうに帰ってきたりします。

自分で解決です。


それでも

作図方法や解法に必要な知識が抜けている生徒がいることもあります。

それは教えてあげないと(思い出させてあげないと)

先に進めないので指導します。

ただし、大切なのは知識そのものよりも使い方なので、

印象に残るように伝えます。

「なるほど~」と納得してくれればまず問題ないでしょう。

で、それを使ってその場で解いてもらうのでこちらも自ら解決です。


と、なるべく自分で解決して欲しいのでインスタントな答えだけ、

というのはなるべく伝えないようにしています。

そういった意味で面倒な講師なのですが、

多少時間はかかってもできるようになればみんなスッキリです。





ただし、

これが上手くいくのは、生徒がどこでつまづいているのか見えるときです。

見えないときが大変なんです。

どんなとき見えにくくなるか?

つまづいている問題がシンプルなときほど見えにくくなります。

大人になるとあまりにシンプルな問題はほぼ反射で解いているので、

子供のつまづきが見えにくくなります。

単純な足し算とか引き算とか割り算とか…

そう、けっこう小学生の低学年のつまづきはなかなか見えにくい(笑)


けれど、高学年に比べてスポンジのような彼らは

一旦そのつまづきに気付き、コツを抑えると、みるみる吸収していきます。

それこそ数分単位で変わっていきます。


これを経験する彼らの表情や

自信に満ち溢れていく様を見ることができるのは

この仕事の特権の一つです。感動すら覚える。

その姿を見るから、また生徒のつまづきをなんとか見つけよう、

紐解こうという気持ちが湧いてきます。





この経験をした彼らの中から、

一人でも、将来先生になりたい。塾の講師になりたい。

そんな気持ちが生まれてくれたらこれほど嬉しいことはありません。






もりすえ

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コメント: 1
  • #1

    D・Kuroda (木曜日, 17 9月 2015 13:30)

    勉強の仕方をとおして、生き方を学ぶって感じですね。