脳内共有



福山雅治さんの結婚が列島を震撼させている。


僕の親戚の叔母さんも、やる気、希望をなくしてしまい、昨日は夕飯を作らなかったそうな。





第二次世界大戦のドイツ軍捕虜収容所でのことだ。


フランス兵捕虜たちのあるグループは、長い捕虜としての生活を規律あるものにするため、みんなで雑居房の椅子にとても美しい女性が座っているということにした。


朝起きればそこに向かってあいさつをし、仲間同士ケンカをして騒がせた場合には非礼を詫び、着替えるときにもその「目」に対して配慮をした。


紳士としているため、の努力だ。


収容所暮らしは過酷で、衰弱し、病死をしたり精神を煩ったりする人が多い中、このグループはみんな生きてフランスに帰ることができたという。



きっと「脳内共同ガールフレンド」の存在が、彼らの精神や理性を気高く保ってくれたのだろう。





他人の目は、時にストレスにもなるが、時に自分を理想的な姿に保つ役割も果たす。


家で一人で勉強をしていると、集中力が散漫だという人は、ダイニングテーブルへ移動しお母さんが食器を洗っている近くで勉強したり、図書館に行ったり、静かなカフェに行ったりして勉強するのはどうだろう。


他の誰かの目が、あなたを背筋の伸びた勉強家にしてくれる。


もちろん聡明舎に確認して、聡明舎で勉強をするのもいい。


あるいは、部屋の壁に誰か自分を律し、勇気を与えてくれる人の写真を貼ったらどうだろう。


例えば、楠本先生の写真を。

きっと「やらねば」という気持ちになるだろう。もちろんその写真は友達が来たときには外しておこう。


例えば、福山雅治さんの写真を。


他の誰かの目、を意識するだけで、自分が強くなれることがある。


子供を持つ親御さんは似たような経験したことがあるかもしれない。子供やパートナーのためにならがんばれる、自分を律することができる、世の中はそんなことが多いのだ。



ちなみに、かつて様々な諸事情により、山崎先生のスマホの待ち受け画面が、私と楠本先生の写真だった事がある。山崎先生は、携帯の電源を見るたびにきっと、身の引き締まる思いだっただろう。その写真が彼の成長に一役をかっていただろうことを、私は信じて疑わない。

(しかし最近山崎先生の待ち受け画面をみたら、私と楠本先生の写真はきれいさっぱり断捨離されていた。それも彼の成長の証ということだろうか)



大切にしたい人がたくさんいる、という事実は人を、いつも、いつまでもかっこ良くさせてくれる秘訣なのかもしれない。



福山雅治さんがあんなにカッコいいのは、生まれながらの素養だけではなく、多くの人の期待の目にされていることにも原因がありそうだ。





気の緩んだ勉強に悩んでいる人へ。


脳内共有ガール(ボーイ)フレンドのすすめである。





まつを