気になる映画

Yeah Man!





最近、楽しみな映画があります。

たまたまなのですが、今週の金曜からどちらも上映開始です。


一つは『杉原千畝』


第二次対戦下、

命のヴィザを発給し

ナチスドイツからユダヤ難民を6000人近く救ったとされる日本人の話です。



もう一つは『海難1980』


こちらは明治初頭のトルコ戦艦難破の海難を救った日本村民と

そこに端を発した両国の友好関係を描いた作品。



どちらも我々日本人の先祖たちの素晴らしき行動とその影響を描いた作品で

きっと観る人の心を打つ作品に仕上がっているのではないかと期待します。

観て、良かったら子供達にも紹介したいです。





どちらも実話を基にした作品です。

けれど、どちらも完璧な事実かどうかはわかりません。

やはり、作品を作るのが日本人である以上、

完璧な再現というのは難しいでしょう。

無意識のうちに偏った見方、

無意識のうちに美談にしてしまっているところがあるのは

否めないと思います。

完璧な事実は当時の人間にしか見えないのだから仕方ありません。

いや、当時の人間でさえ、

完璧な事実だけをフラットな目線で見てる人間などいないのかもしれません。


確かに、美談で得られるものはたくさんあります。

美談は分かりやすいし、その気になりやすいし、

簡単に誇りが持てるでしょう。

けれど反面、美談というのはそういうものなのだという理解は大切です。

その理解を持った上で、美談を聞くことはすごくいいことだと思います。


美談をきっかけに日本の歴史に興味を持ったり、

フラットな目線で僕たちの先祖がしてきたことをなぞりたくなったら、

こんなに素晴らしいことはないと思います。

歴史を学んで一番楽しいのは、歴史を踏まえた上で現代を想うことです。

考えることです。

現代のニュースを見たとき、見える世界が違ってくることです。

歴史を学ぶことはそういったことのきっかけになるのです。

以前も書きましたが、母国に誇りが持てるような歴史教育も大切です。

けれど、あくまで一方から見た見方であることの理解は必要。

そして歴史研究から考えを巡らせる訓練もとても大切だとおもいます。





な~んて能書きはともかく

二つの映画、とてもワクワクしています。



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