ときには贅沢をしよう。

 

 

お金と同じように時間は財産だ。

 

 

だから勉強をするときは、出来る限り効率よく、時間に無駄なく解答能力を手にしたいと思う。

 

 

受験合格には暗記が重要だから

 

「正確に覚え、覚えたことを適切に使えるようになること」

 

に焦点を置くと、テストの結果は出やすくなる。

 

 

暗記の方法は様々だが、基本的には教科内容のインプットとアウトプットをどれだけ繰り返したか、にかかっている。

 

 

鉛筆で書くことや、声に出すこと、何度も見ることなどを上手く使い分けて上手に勉強をして欲しい。

 

 

ノートをまとめて満足した気分になるだけの勉強はよくないが、単純暗記ばかりで知識と知識に繋がりのない勉強もまたよくない。

 

 

理解するためにノートをまとめ、記憶するために何度も見て覚えるなら、うん、いい覚え方だと思う。

 

 

よりよく勉強をし、しっかりと結果を出すことを学んで欲しい。

 

 

 

 

ただそれとは別にもう一つ、思うことがある。

 

 

 

 

それは、自分の財産をどう使うか、ということだ。

 

 

 

 

財産だから「貯める」のは大事だが、ときに贅沢に使い、自己投資にも回したい。

 

 

 

 

例えばお金。

 

普段は無駄遣いせずに質素に暮らしていても、誕生日や記念日にはよいレストランで豪華に食事をしたい。せっかく旅行に行ったのなら、その場所でしか得られない経験に多少高くてもお金を使いたい。本を買ったり、勉強のために何かの集まりに参加するのを無駄遣いと思いたくない。

 

 

 

僕は勉強における時間も同じだと思う。

 

 

「無駄」のない勉強ばかりではなく、ときには時間を「贅沢」に使った学び方も必要だと思っている。

 

 

 

そしてそれが、将来の自分のための自己投資にもなる。

 

 

 

勉強で面白いのは、難しい問題や面白い問題に直面したとき、だ。往々にして、難しい問題ほど面白く、面白い問題ほど難しい。

 

 

 

 

ただ学生の問題集には必ず模範解答があるから、分からないときにはページを繰れば正解を知ることができる。

 

 

勉強の成果を「効率よく、短時間で」得たいと考えるのならば、分からないときにはすぐに答えを見て、理解と正解までの道筋を覚えてしまった方がいいだろう。

 

 

 

でもたまに、ここぞ、というときには

 

 

「受験期の時間」という貴重な財産を惜しみなく使って、考え抜く、ということを経験して欲しい。考えに考え抜くという経験をして欲しい。

 

 

考えた先に、答えが出た瞬間はたまらない。かなり面白い。模範解答と照らし合わせ、正解だった時には言うべにもあらず。最高だ。そしてごくまれに、自分の答えが模範解答を超えている、と感じるときもある。そんな時は、誰かに聞いて欲しくて、周りをキョロキョロしてしまう。

 

 

 

こんなふうに模範解答を封印したまま、考え抜く、という経験をして欲しい。

 

 

 

 

 

 

だって大人になってから直面する問題には、明確な模範解答がないものが多いから。

 

 

 

 

 

 

いや、答えがない問題ばかりだ、と言っても過言ではないだろう。答えがある問題はもはや、問題ですらない。

 

 

だからきっと、自分の頭を使うよりも先に「答え」を見る、という勉強ばかりをしてきたタイプは苦労する。

 

 

 

大人になったら、答えは自分で試行錯誤して出すものだ。社会人として直面する問題に対してあるのは参考書程度で、模範解答はない。

 

 

だからこそ学生時代に、時間という財産を贅沢に使って考え抜く、という経験をしておいて欲しい。

 

 

 

 

そういう意味でも、勉強を使って手に入れて欲しいのは、合格ばかりではないのだ。

 

ただもちろん、時間はお金と同じように貴重な財産。

 

無限にあるわけではないから、普段は効率よく無駄なく使って節約し、ここぞというときには贅沢に使おう。

 

 

 

 

まつを