記憶

Yeah Man!

 

 

 

 

脳の働きに記憶というものがあります。

いつだかのブログでも

短期記憶と長期記憶の話や、エピソード記憶と意味記憶の話、

あるいは精緻化リハーサルの話など書いたかと思います。

 

記憶は現状の受験生にとっては受験の結果と切っても切れない関係です。

世の中の流れとして、

情報の記憶よりも情報の活用が重視されるようになっていますが、

それでも効率よく情報を活用するために一定量の記憶、

あるいは情報の活用方法そのものの記憶などは今後も必要となるでしょう。

 

この記憶に関して、イメージで表現している本を読んだので紹介します。

 

まず、頭の中にネットのようなものがあると考えてください。

情報というのは一定の塊で、そのネットの上に置かれます。

強い刺激とともに得るほど情報の塊は大きくなるのでネットの上に止まります。

しかし、この塊は時間とともにだんだん小さくなります。

なので放っておくと、

ネットの目よりも小さくなって、いつかネットから落ちていきます。

また、小さくても他の塊と鎖のようなものでリンクすることができます。

幾つかリンクすると一つ一つは小さくても合計で一定の大きさが確保できるので

ネットから落ちなくなります。

一定以上の大きさになった塊は小さくならないという特徴もあります。

そして、ネットから落ちたからといって脳から消えるわけではなく、

脳の中には必ず存在していて、

とある刺激を受けてネット上に飛び出てくることもあります。

 

以上のイメージを踏まえ、

受験生が必要情報を取り出しやすくするために

ネット上に置いておく方法として

①最初に得る塊をなるべく大きくする。

具体的には、根拠・理由・間違え方などを交え深い理解をすること。

②定期的に刺激して大きさを保つ、あるいは一定以上の大きさにする。

具体的には、繰り返し記憶を呼び起こしたり、その情報を活用した演習をする。

③別の情報とのリンクを作っていく。

具体的には、解いた問題の出典や年度、あるいはその時の情景と合わせて記憶する。

 

と、いった内容でした。

イメージとしての説明なのですが、

心理学的知識とも非常によくリンクしますし、

わかりやすくまとめられていて読んでいて感動しました。

 

 

 

 

興味深いのは、心理学的に説明しようとも、

今回のようなイメージで説明しようとも、

必要な情報を抑えるためにやるべきことの第一には

「丸暗記」という方法は上がってこないということです。

深い理解、活用、何かと関連づける。

上手に伝えるとともに自分もうまく活用したい内容です。

 

 

 

 

 

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