有言不実行

不言実行という四字熟語があります。

つべこべ言わずに実行する人のことです。

この四字熟語から生まれた言葉として

有言実行があります。

無理やりですが、作ろうと思えば

不言不実行

有言不実行

という言葉も作れます。

 

 

 

 

この1つの四字熟語と3つの造語について

元インテル株式会社社長の西岡郁夫さんが

面白いことをお話しされている記事を読みました。

 

多くの経営者が必要とする部下としては

第一に有言実行な人物で

第二に不言実行な人物ではないか。

有言実行タイプは「こうする」と他人に言うことで

それなりにプレッシャーがかかり、

その上で実行する強さがある。

もちろん、チャラチャラとモノを言わずに

黙々と実行に移す不言実行タイプも決して劣るわけではない。

このタイプも経営者に人気のある人材である。

 

ただ、見方を変えれば、

有言実行は実現可能なハードルの低いことだけを言えばいいとも言えるし、

不言実行は言われたことだけこなしておけばいいとも言える。

どちらも大切な存在であることは言うまでもないのだが、

それを承知の上で、あえて新たな視点で本当に組織に必要な人物を見ていきたい。

 

不言不実行タイプは論外としても、有言不実行タイプについて考えたい。

漢字の通り「口だけ番長で何にもしない」という捉え方ではなく、

実行不能に見えることに対しても、やった方が良いことをやるべきだと言える人。

あるいは、実行可能にするための意見やアイディアを探れる人、出せる人。

このように捉えるなら、本当に組織に必要なのはこのような人ではないか。

 

そんなお話しでした。

 

 

 

 

いや~、読んでいて「確かに~」とは思いました。

同時に、「言うは易しだよ~」とも思いました。

 

確かに、できることや言われたことばかりやっていても

何も変化は起こりません。

かといって、実現に向けた意見やアイディアも出さず、

実行不能な夢物語を繰り返すだけというのも非生産的です。

一見実現不可能なことに対して

それなら実現できそうだと思える意見やアイディアを出し、

それによって周りを奮起させたり巻き込んで

新たな意見やアイディア、モチベーションを引き出す連鎖で

組織は大きく動いたり、成長するのも事実です。

けど、これらを全部一人でできるってなかなかすごい人ですよ。

そんな人物がいたら、組織に必要に決まってます。

っていうか、そんな人、必要じゃない組織なんてないでしょ!

 

 

 

 

確かにそんな有言不実行タイプがいたら(あるいはなれたら)完璧です。

でも、完璧じゃなくてもいいと思います。

完璧じゃなくていいとするなら、

その素養のカケラのいくつかは絶対に誰にでも備わっています。

自分自身、完璧には程遠いですが素養のカケラのいくつかは持っていそうです。

そして、もし、みんなが持つそのカケラを持ち寄ることができれば、

組織の大きな動きや成長を創り出すことはできるんです。

だから、

みんながカケラを持ち寄るために必要なことはなんだろう?ってことは重要です。

やっぱり勇気と受容は必要です。

同時に冷静な判断と打たれ強さも必要です。

自分はカケラしか持っていないのに…って不安は誰にでもあります。

言ってみたら、もっともな意見が返ってきて却下になることもたくさんあります。

そこに風通しの良さは必要です。

それから主体性。

自分の問題として捉え、自分から関わりにいかなかったらカケラが集まりません。

あるいはもう一歩進めて、そういった環境とか空気、

つまり、そういう組織の体質とか人間関係と言えるかもしれません。

 

 

 

 

誰でも必ず持っているカケラを出して、集めて、組織の成長につなげられる人、

あるいはそのような集団ってさっきのどのタイプに分類されるのでしょう?

どれでもないようで、どれも少しずつ持っているような…

っていうか、人間を竹を割ったように分類するなんて

無理な話なのかもしれません笑

 

 

 

 

 

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