みんな同じです

Yeah Man!

 

 

 

 

やる気のある生徒とか、やる気のない生徒とかって

言い方があります。

やる気のある生徒はともかく、

やる気のない生徒って本当にいるんでしょうか?

もちろん、なんらかの原因要因があって、

無気力、あるいは覇気のない人も存在はします。

ただ、見ている限り、

聡明舎に通う生徒の中にはそのような生徒はいません。たぶん。

 

 

 

 

いま瀬谷校に通う小学生たちと計算特訓をしています。

授業外の時間や日取りを使って

「やろう」と呼びかけて

「やる」と決めた生徒と共に実施しています。

もちろん、毎回毎回やる気が向いてる日ばかりではありません。

ある日はすごく乗っていたかと思えば、

翌日はその真逆なんてことはよくあります。

そして、そういう真逆の日の生徒を見て

「今日はやる気がない」と言います。

 

 

そういう日の生徒は、

みんな大抵不機嫌な表情です。

本当に機嫌が悪いのかどうかは別として笑顔は極端に少ない。

そして、いちいち出す音が大きい。

ペンを置く音、ページをめくる音、テキストを落としたり拾ったりする音…。

また間違えた箇所を消しゴムで消す時の動作が雑で、よくノートを破く。

ため息、舌打ち、恨みつらみの独り言…。

姿勢が悪く、アドバイスにも耳を貸す様子は伺えません。

他にもいろいろ症状はあるのですが、これくらいにしておきます。

 

これって本当にやる気がないんでしょうか?

あるとき気付いたんです。これ「半端ないやる気だわ」って思ったんです。

ただ、彼らの湧き出すやる気はすべて、

何とかして計算特訓をやらない方向、

あるいはやりたくないということを伝える方向に向いているんです。

その実現に向けて、あらゆるアイディアを総動員し、

それらを実践しているんです。

なんたるやる気と意志の強さ!付け加えれば豊富なアイディア!笑

 

 

そのことに気付いたときから、

そういう日には「わかった。今日は帰ろう」と言います。

終わるまで帰れないと思っていた生徒の多くは少し驚きます。

中には、見捨てられたような顔をする生徒もいます。

 

計算特訓の目的は「計算をできるようになること」

もっと言えば

「計算ができるようになり

 算数を好きになったり、授業を楽しく受けること」

そのためにはやる気が計算に向いていることが絶対条件。

だから、やる気が明らかに向いてない日にやることは百害あって一利なし。

やる気が向いてる日もあるのだから、そういう日にやって目的に近づこう。

そんな話を伝えます。

 

さっきまであらゆるやる気を反抗的態度の実践に注いでいた生徒は

緊張が緩み、中には眼に涙をためる生徒もいます。

 

 

そのときに伝えます。

毎回気分が向かないから帰るというのではいつまでたっても成長できない。

つまりいつまでたっても目的が達成できない。

小学生で居られる期間にも限りがある。

だから、次に来るとき、あるいは週の中で来ようと決めてるときは

家を出るときに腹を決めてくるようにして気持ちを向けて取り組もう。

一番大事なのは持っているやる気をきちんと目的に向けること。

できそうか?

 

多くの生徒はうなずいてくれます。

そして、次の約束の日には、きちんとやる気を向けると決めてきます。

高学年になる程その約束はしばらく持続します。

 

 

 

 

やる気を向ける方向をハッキリさせれば

年齢にかかわらず目的達成のために力を注げます。

それがハッキリしてないときは気分と感情に流されます。

多くの場合そうなります。

だれだって、大人だって同じです。

少なくとも僕はそういう意味で子供となんら変わりありません。

 

 

 

 

 

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