ルーズヴェルト・ゲーム

Yeah Man!

 

 

 

 

野球の試合には面白いスコアというのがあるのだそうです。

 

「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」

 

野球を愛した第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズベルトが

1937年1月に、ニューヨーク・タイムズの記者に宛てた

野球記者協会から招待されたディナーを欠席することを詫びた

手紙の末尾に記された「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」

という言葉に由来するのだとか。

その名もルーズヴェルトゲーム。

「半沢直樹」「下町ロケット」の作者である池井戸潤さんの小説

「ルーズヴェルト・ゲーム」で初めて知りました。

上記2作品ですっかりファンになってしまったことを

瀬谷校室長の山崎に話したところ紹介してもらった作品です。

 

 

 

 

七対ゼロの劣勢なら、八点とればいいじゃないか。

……その先にある勝利の歓喜を信じて------

 

 

 

 

まだまだ小説の中盤に出てきた一説なのに

目頭が熱くなります。

入浴というわずかな時間の楽しみです。

こういったものに心が熱くなることに少しほっとします。

 

 

 

 

池井戸潤の小説って熱いよね。

山崎先生に言うと、「熱いっすよね~~」と山崎先生らしいリアクション。

同じ小説の同じような箇所に共感できるのも嬉しいです。

 

 

 

 

小説は娯楽かもしれません。

熱くなったような気がする心は翌日には萎んでいることも少なくありません。

誰かがしてくれる良い話を聞いたときと同じように

実際の生産的な行動に反映できることは極めて少ないことも否定できません。

 

でも、やっぱりたまにはいいよな~と思います。

少年ジャンプで育ってきた幼き頃のなりきり心に

フッと熱いものが灯るのを感じます。

それで育った部分もたくさんあるし、

それに支えられたこともたくさんあります。

 

 

 

 

ルーズヴェルト・ゲーム。

3点取られたら4点取ればいい。

7点取られたら8点取ればいい。

その先にある勝利の歓喜を信じて。

 

「半沢直樹」「下町ロケット」と併せ

なかなかのおすすめっす。

 

 

 

 

 

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